事業案内

通常の高層建築では鉄骨鉄筋コンクリート構造を採用し、外壁が荷重を支えて地震力や風圧力に対抗する役割を有しているため、高層化が進むにつれて外壁自体の重さが課題となりました。
また高層建築で地震の揺れに抵抗せずにしなって地震力を吸収するような建築構造が採用されると、地震の際に壁面の変形によりガラスが飛散することが問題になりました。
こうした問題を解消するために、建築物の主要構造を柱と梁とし、外壁は構造体に張り架けただけのものとして、外壁をウロコ状に配置して建物のしなりによる歪みの影響をごく小さくするという、カーテンウォール工法が生まれました。
建築物の荷重を直接負担していないという特徴があるため部材次第で様々なデザインや形状のものをつくることができ、素材はアルミやガラス、チタン、セラミックなどが使用されます。
カーテンウォール工事とは骨組みに、あらかじめ工場で製作された外壁を取り付ける工事です。

1.0～2.0ｍｍぐらいの大きな金属の板を機械で折り曲げ、パネル状に加工した物を建物の外壁や庇部分に取付けています。
さまざまな建物の形状やデザインに対応できるため　希望の形状で図面化して作り上げていきます。
外装パネルに貼るだけでビル全体のイメージを一新できます。
しかし厳しい自然条件にさらされる屋外では、見た目だけが重要ではなく耐久性に優れた素材が必要不可欠です。
また、汚れがつきにくいコーティングや逆に凹凸があるデザイン性などお客様のニーズを最優先したご提案ができます。 優れた耐久性と高い耐候性、発色性を兼ね備えた美しい仕上げをいたします。
個性的なビルの演出、または古くなったビルの模様替え、プライバシー確保の目隠し効果など、目的に合わせた美しい壁面演出を手掛けます。

光を取り込むと共に風を取り込みながら屋内の空気を排出する排気窓の役割を果たすよう設計設置をします。
また、昨今の気象条件下では以前にも増して熱の出入りについての配慮も必要となります。 同時にプライバシー保護の観点も重要です。
耐久性と高い耐候性を備えながら高いデザイン性も追求し、お客様にご満足いただけるよう施工します。

建築金物とは、建築に使用される金属部材の中で構造部分などに使用されるもの以外を指し、ステンレス製の蝶番、カーテンレール、換気口や物干しなど、その種類は多岐にわたります。
建築金物は、「機能金物」と「装飾金物」のふたつに大きく分けられます。
蝶番や釘など、実用性を重視した金物を機能金物、ドアの把手や雨樋の受け具など、装飾性を重視したものを装飾金物と呼びます。
建物の構造材や壁材、屋根材などが、どれほど耐久性や耐震性などに優れた部材であっても、それらを接合し機能させる建築金物が不適合であったり脆弱であったりすると、せっかくの構造材が十分に活かされず、機能が低下する原因になります。
建築金物なしに円滑な生活を送ることは極めて困難であるため、ひとつひとつの部材は小さいですが重要性の高い部品です。
久保田工業は建築金物工事にも自信があります。

造物の工事は、新しく建てる「新築」と、建て直す「改築」、増やす「増築」、既存の建物を基本として改築する「リノベーション」「リフォーム」と多種多様です。
新築については、設計士が図面を描き、施工図ができて建材が決まり、それに沿って施工を行います。
囲いの中で行われることが多く、計画通り工事を進めやすいです。
改築や増築、リノベーションやリフォームについては、既に中で人が人が住んでいる、工場や会社が稼働している、倉庫に荷物が入っているといった状態で施工する難しさがあります。
また、既存の建築物自体が長い年月を経て歪みが生じていたり腐って朽ちていたり、施工図に表れない問題が出てくる場合も多くあります。
新築はもちろんのこと、調査や技術を必要とする改修工事も久保田工業へお任せください。